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畜産農家の間では「牛の出産は満月に多い」ことが語り伝えられていたようです。
これについて東大大学院の米沢智洋准教授が統計を取ったところ、満月に有意に多いことが証明されました(↓)。
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朝日新聞記事による引用

今まで、満月の日に出産が多いことは言い伝えられており、それを月の引力と結び付けるものが多いのも特徴でした。ですが、このグラフを見ると、新月の時には減っているのが分かります。新月も干満の差は大きくなるのですから、どうやら満月の出産増加が事実だとしても、月の引力のためではなさそうです。

米沢准教授の仮説として、月光を浴びると減少する「メラトニン」というホルモンの成分が影響しているのでは? というのが出されています。
月光を浴びるとメラトニンが減少することはすでに証明されているらしいので(バーゼル大学・スイスの調査などによる)、今後はメラトニンの減少と出産の因果関係を調べることが重要になります。

アーノルド・L.リーバー著「月の魔力」には月に関する不可思議な現象がたくさん報告されています。
ですが、牛の出産が満月に多い事実があったからといって、「月の魔力」の本が正しかったということは言えません。例えばこの本に掲載されている犯罪数増加などは満月との相関関係は否定されているからです(ラバル大学・カナダの調査などによる)。

ですがメラトニンと生体リズムの調節作用は高い相関・因果関係があり、これは人間にも当てはまる可能性があります。

以前から人間に関しても「満月の日は出産が多い」という説が流されてきました。
これは最近の調査では概ね否定されています。ではなぜ、人間で否定されているものが牛では成り立っているのか? この答えのひとつとして、

「人間の出産は、人為的な作用が強く及ぶから」

と考えることができます。
つまり、人間の出産が自然のまま行われた近代以前に関しては、メラトニン…かどうかまでは分かりませんが、月光によって分泌される物質の量が左右される状況におかれやすかったため、満月の日に出産が多いことはあったのかも知れないのです。

こうして以前は「疑似科学」「似非科学」ととらえられていたものが事実だった、という例は時折報告されます。科学者はそうした例を認めると同時に、だからといってなんでもかんでも拡大解釈して自然界の神秘に結び付けることにも警戒をしなくてはならないのです。
(16.10.25コロりん記)
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