06/29
コロりんは数年前まで「うみねこのく頃に」をフリートーク上でアップしたことがあります。
作者の竜騎士07氏は、「これはミステリーともファンタジーともいえない。これをミステリーだと思って謎を解こうとしたすることは無駄な努力。なぜなら解かせる気はないから」と述べていました。
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そこでコロりんはこのシリーズを何作かプレイした結果、
「ミステリーとしても、ファンタジーとしても失格。ファンタジーでも話のロジックを繋げる必要がある」
という旨のコメントを書いたように覚えています。

どうやら竜騎士氏は「ファンタジー(オカルト)であれば、話をロジカルにする必要はない」とでも考えていたようです。結果、そのラストの謎解きは拍子抜けもいいところの残念な結末を迎えたわけです。
つまり謎解きは数あるストーリーのうちのたったひとつだけ。それも、反則としかいいようのないいい加減なものでした。散々見せ続けてきたオカルト・ファンタジーシーンの、ストーリーへの整合はまるでなされませんでした。どうやら竜騎士氏本人もそれでかまわないと思っていたようです。
はじめはオカルトシーンは、現実社会の暗喩ではないかと、先回りして想像していたのですが、まったくその期待は裏切られました。
結局この人は、「ひぐらしのく頃に」だけの“一発屋”だったのだな、と認識しました。

さて、いまだにラストの余韻が残る「逆転裁判6」です。
この話ではクライン王国というものが出てきます。巫女が「御魂の託宣」という、死者がその臨終の際に見たものをそのまま水面に映し出すというオカルチックな行為をなします。
それだけではありません。クライン王国の女王やマヨイちゃん、ハミちゃんなどは「霊媒」ができます。そして死者を蘇らせ、死者の姿そのままで行動もできるのです。とにかくオカルト満載!
そしてそれらが正式な裁判で、証拠として認められる…それが逆転裁判の世界観です。

とまあ、このシリーズは第1作目からオカルト要素がふんだんに取り入れられているのです。

ではこのシリーズが最も重要視しているのは何か? それが「論理性」です。ロジックを組み立て、それを証明する証拠を突きつけることによって、検察側の主張を切り崩していくのです。

つまり「オカルト」が実在するとして、そのオカルトの定義に従ってロジックを組み立てていく、そんな思考が求められるのです。オカルトといえども法則性があり、それから逸脱することは認められません。それは「物理法則」をそのまま拡大したに過ぎないわけです。
やはりオカルトにもロジックは必要ということになります。考えてみれば「リング」などもそうでした。優れたホラーはその論理性がしっかりと成り立っていたのです。

竜騎士氏の言う「ファンタジーなら謎は解かせなくてもいい」かのような表現は、作品を面白くするものではないといえると思えます。
(16.6.29コロりん記)
06/26
植物が激減し滅びゆく地球を見限り、宇宙へ移住する計画「ラザロ計画」。これにはプランAとプランBがあった。プランAは全人類の移住、一方プランBは人工授精させた受精卵のみを移住させ、人類は地球の滅亡と運命をともにする。
もちろん主人公たちの選択はAである。だがこれには決定的に不可能な要素があることが理論物理学者により知らされ…。

という展開です。主人公は農業を営む本職エンジニアのクーパー飛行士。探査船エンデュランスに乗り、ブラックホール「ガルガンチュア」の周囲の3惑星を探査するのが目的です。
ラストのネタバレは避けますが、かなり難解な映画なため、ヒントだけ書いておくと、ブラックホールの「事象の地平」を超越することで5次元世界に入り、時間軸を自由に移動できるようになったクーパーは、娘に過去からメッセージを送る…というものです。

なかなかSF好きから見ると興味深い描写もあります。
ブラックホール「ガルガンチュア」の周囲を回る惑星では、その強大な重力のため時間の進みが遅く、地球での7年は、惑星での1時間に相当するという設定。つまり惑星から地球を見ると、それは高速ビデオスキップ映像のような早回しに見え、逆に地球から惑星を見ると非常にスローモーな動きに見えるということです。

さてクーパーは、同行者と別れ、自らガルガンチュアに突っ込んでいくことを試みます。これは自殺願望があるわけではなく、スイングバイと、おそらくはペンローゼ・プロセスによるエネルギーを獲得するためです。

さて、ここまでは相対性理論で説明可能な範囲なのでいいとして、そこから先は人類にとっては未知の領域です。
まず「事象の地平」を超えたあとに何が起きるかなんて、人類は誰も知りません。物理学上でもこの領域は「特異点」なので、物理法則がそのまま通用しないのです。
なんとなくその前に重力により絶命するのでは、とも思いますが、あっさり死んだのではSFとして面白くもない。

そこで考え出されたのが「ワームホールに入り、その先の5次元世界に到達する」という設定なのです。
ここが図書館のような場所で、ここから過去の自分の家を見ることができるという環境になっています。そこから過去の娘にメッセージを送る。そして自分は若いままの姿で地球(正確にはコロニー)に帰還するのです。

もちろん人間ドラマも盛り込まれており、若い姿の主人公(124歳!)が娘の老衰死に立ち会います。娘にも子どもはいるのですがもちろん孫よりも主人公は若い。「親より先に死ぬ子どもなんておかしいね」と娘は笑いながら逝くのです。

平和に暮らす人類、だがそこは主人公クーパーの居場所ではなかった。そしてガルガンチュアに残してきた生物学者アメリアを迎えに行くため、再びクーパーは旅立つ…。

難を言うなら、あれだけの大計画なのに少人数しか送り込まないということです(同じことは「パンドラム」でも指摘しましたが)。恒星間航行なのですから超光速は可能な世界のはず。なのに地上打ち上げ型の宇宙船というのも前時代的すぎる。このあたりだけはアンバランス感がありましたね。

監督はクリストファー・ノーラン。あの「メメント」や「プレステージ」「インセプション」であっと驚くストーリー展開を見せてくれた監督です。
難解ですがやはりこの監督の映画には、ストーリー上の品格が感じられます。
(16.6.26コロりん記)
06/24
約10日間、ついに「逆転裁判6」が完了しました。

クライン王国に弁護士がいない理由、そして革命。さまざまな事件に巻き込まれ、その都度解決していくのは、ゼルダでの「こんなダンジョン解けるかな~」と思わせながらも、その解いた時の快感に似たものがあります。
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今回のシナリオには感心しました。すべてがクライン王国の革命へと収斂する過程の見事さ!
大逆転裁判では粗が目立ったシナリオでしたが、今回ばかりは褒めるしかありません。
途中、あまりに理不尽な法廷に腹を立てながらも、最後は○○○が破滅するシーンでは、「逆転のカタルシス」をやっと得ることができました。
カプコンが表現する「裁判は言葉の格闘技!」を実践しています。

とはいっても、いくつかマイナス点もあります。

たとえば「まんじゅう」をつきつけるという場面で、「まんじゅうそのものの写真」を選択するとブーッで、正解は「まんじゅうを入れてあった箱の包み紙の切れ端」、しかもそこにはまんじゅうとは何の関係もないメッセージが書かれている、これで何回やり直ししたやら(怒)。

いちいちリアクションをしてからもったりと話し始めるのは「禁忌のマグナ」にも見られた、イライラさせられる点です。特にナユタの動作はいちいちくどくて遅くて、余計なチョウチョまで飛んできて、「早く話せ!」といら立つこと幾たびか!

それと最後の「御魂の託宣」では“ライターを投げ入れる手”がどうしても分からず(放火するシーンであることまでは想像がついたのですが)、結局ここだけ攻略サイトを参考にしました。攻略サイトを見ても、アップされた画像を見るまでは分からず、こういうのはどんなものかなあ~。

成歩堂法律事務所の全キャラが立っており、不足ありません。一部では「オドロキくんが目立ちすぎて、ナルホドくんの影が薄い」との不満があります。おそらく最終話のことでしょうが、ナルホドくんはすでにベテラン弁護士。後輩のオドロキくんを指導する立場なのです。

なので最終話でのナルホドくんは、いわばナルホドくんにとってのチヒロさんポジション。こうした代替わりは素直に受け入れましょーね
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あとはドゥルク、カッケーッ!
死してなお革命を成し遂げるとは、さすがにオドロキくんの育ての親でありんす!

全体に難易度はやや低め、ただし「御魂の託宣」だけは少々手こずりましたね。ワガママ娘レイファもそれなりに味があるし。
オドロキくんがクラインに残ってしまったので、この先どのような作品になるかは不明ですが、まったり感だけをなくしてもらえば非常に楽しめそうですよ。
(16.6.24コロりん記)
06/21
娘とふたりで「逆転裁判6ミステリーラリー」に行ってきました。
これは京浜急行、名鉄、京阪電鉄の3社による、合同コラボレーション企画で、各駅を回ってパネルに設置されている文章を読み、そこから「証言」からムジュンを引き出し、真犯人を当てるというクイズラリーです。
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参加費用はおとな3,100円、子ども1,550円。これで↑のような「弁護士手帳」をもらいます。
問題は各社で違いますが、名鉄の場合、X駅に保管された「けいきゅんの像」が盗まれ、容疑者として夕神検事が逮捕されます。その冤罪を晴らしていくわけです。
手帳の中には6人の関係者の証言があり、どれもこれも捏造だったり、記憶違いや勘違いだったりするので、それらから真犯人を割り出していくのですね。

解答をWEB上で公開してくれるなとのことですので、対象となる駅だけを言いますと、スタート地点が「中部国際空港」。あとは「神宮前」「有松」「東岡崎」「犬山」。そして景品交換所にもなっている「名鉄名古屋」です。名古屋駅にはナルホドくんの等身大模型も飾られていました。

未千夜に言わせると、
「名鉄はいちばん景品がセコい!」
とのこと。京急は参加するだけでステッカーをくれるのに、名鉄は正解しようとしまいと何もくれません。「名探偵の認定印」だけ。セコっ! まあ昔から名鉄って、セコい鉄道会社だけどね(笑)。

ポケモンスタンプラリーなどでは1DAYフリーパスを買えば、「指定席の座席確保権」がついているのに、今回のパスにはそれはなし。指定席車両を利用するにはミューチケットを買うしかありません。ますますセコくなったな。

東岡崎から有松に向かう時には、やたらめったら普通電車ばかりに乗る羽目になってバカ停の連続。ここから鳴海まで1時間半もかかり、通常なら4時間が目安とされていましたが、われら親子は5時間半もかかってしまいました。

別に参加当日に解答を出さなければならないわけでもなく、問題を写真に撮って、じっくりと考えることもできます。
さて参加者の傾向ですが、われらが見たところ、ほとんど子どもは参加しておらず、大学生以上ばかりだったのが意外…というか納得でした。

※賞品について一部間違いがあったので訂正しました(6/24)
(16.6.21コロりん記)
06/19
監督はロバート・ハーモンというよく知らない人。
目立っているのはなんといっても「ブレードランナー」のレプリカントことルトガー・ハウアー。これが殺人異常者役。
雰囲気的には1970年代ホラーなんですが、86年公開なんですね。残酷シーンを映さないところが低予算と思えます。
実際、この映画では子どもも殺されますし、そんなシーンを見せなかったのは正解でしょう。想像力で殺人鬼の異常さをかもし出すという手もありますから。

主人公はジム・ハルジーという陸送業の青年。ヒッチハイクでジョン・ライダー(おそらく偽名)を乗せたところから恐怖が始まります。いきなりナイフを突きつけるジョン。とっさに車から突き落としますが、ジョンはしぶとい。別のキャンピングカーに乗り込み、この一家を惨殺、ガソリンスタンドを爆破と傍若無人の限り。
一時は犯人と間違われて拘束されるジムですが、ヒロインのナッシュが人質に取られ、疑いは晴れます。

なんとなく不審者版「激突!」を思わせる映画ですが、ジョンはなぜかジムに、自分を殺すように仕向けているとしか見えない。

ナッシュを人質に取り、身体を引き裂く場面で、「俺を殺して止めろ」と自分の眉間に銃を突きつけさせる異常を超越した描写。
あるいはジョンはすでにこの世への未練はなく、ジムに本当に殺して欲しかったのかも知れません。ジョンの殺人は数十件にも及び、もはや人間の所業ではない。最後にジョンは決着を付けるべく、警察車両を強奪してジョンの元に戻ります。護送車の警官を皆殺しにしたジョンと最後の立ち回り、ショットガンがジョンの身体を貫いて、ついに勝負は決しました。

アメリカ映画を観ながら何度も思うことですが、どうしてアメリカは犯罪が多いのに自分の車にキーしないの?
それとモーテルに泊まったジムとナッシュの前にジョンが現れるのが不自然です。こっちは謎の大量殺人鬼に追われている身なのに、部屋に鍵もかけないなんて不用心にもほどがあります。

日本人の感覚だと、「なぜジムは警察車両を強奪してまでジョンと決戦を挑んだんだ?」と思うところでしょうが、アメリカ人の感覚では、
「不条理な事件に巻き込まれ、犯人扱いされ、自分も殺されかけ、ヒロインも殺された。そんなヤツを野放しにしたままのラストは許されねえ。必ず自分の手で倒して決着をつけなくてはならない」
となるのでしょうか? まあ乱暴な手法だけど、その感性は分かる気もします。
(16.6.19コロりん記)
06/15
発売日に届く予定で購入した「逆転裁判6」だったのですが、予定よりかなり遅れて11日に届きました。
そしてさっそくプレイ。13日までに第2話まで進行しています。
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今回の「逆転6」ですが、まず第1話がクライン王国でのナルホドくんの法廷。逆転4以降の貫禄はどうしたの?というくらいにヘタレなナルホドくんに超のつく違和感。
弁護士が嫌われているクライン王国では検事や証人のみならず聴衆含めてすべてが敵。
「まわりすべてが敵なのだ!」
と飛鳥了のようなセリフを言いながらプレイを続けて、すべてが不利に回る証拠群。あまりにも罵声を浴びせられて、プレイするこっちもブチキレてしまい、
「こいつらすべてを皆殺しにできるような弁護士でなければ、法廷に立つ意味がないんだ!」
とまたまた飛鳥了になってしまいます。つまりはクライン王国に対して敵意と殺意が沸々と湧いてくるのです。

そして第2話は日本のマジックショーでの事件。弁護士はオドロキココネ
ナユタという検事やヤマシノというテレビ屋が敵に回ります。ナユタとオドロキは何やら浅からぬ因縁があるらしい…。
ここでも聴衆からは罵声の嵐。低俗なバラエティやワイドショーに毒された一般大衆の愚劣さを嫌というほど見せてくれます。「逆転2」でもありましたが、このゲーム、TVそれもワイドショーが低級という思想のほどを見せてくれますね(まあ事実ですけどね)

第2話では殺害されたはずのMr.メンヨーが実は○○○○であることは中盤から分かってはいました。問題は殺害方法です。さすがにこればかりはゲームを追っていくしか解けませんでしたね。
元々犯人捜しをするゲームではなく、証拠で相手を追い詰めていくゲームなので、このスリリングな展開はナイス。
この2本とも、脚本はすごくいいんですね。まあ裁判自体は相変わらずの暗黒ぶりですけど、ミステリーとしての話はすごくうまくできている。

それと結構プレイしていて頭にくるゲームです。検事も証人も悪罵の限りを投げつけてきて、こちらからは何もできない。最後、大逆転で叩き落としてやったのに、検事は表情を崩すでもなく、殺人犯は捨てゼリフ。「逆転」のカタルシスが全然得られない!
こいつら全員まとめて五臓六腑を引きずり出して、散々踏みつけ、最後に唾でも吐きかけて、豚にでも食わせてやらないとコロりんは気が済まね~(怒)!

それと残念なのは話の展開がもったりしすぎていること。もっとテンポ良く見せれないかな~。
余計な弾き語りとか、妙なアニメーションとかいらないから。どうもゲーム機の性能が上がってくるにしたがってどんどん「動き」を見せたくなるようで、これが時間を費やしてしまうという副反応が出てしまい邪魔です。
でもグラフィックは過去作に比べると大幅に進化しており、特にNew3DSで見ると美麗。

この手のゲームは脚本が命ですので、1~2話と良質の話を見せてくれたので、第3話以降も期待していますよ~。
(16.6.15コロりん記)
06/13
あの「アナ雪」に次ぐ1,200億円の興行成績を残した超大ヒット3Dアニメーションです。
ディズニーではありません。配給会社のユニバーサル社においては、アニメのみならず、すべての映画作品の歴代No.1です。
ちなみに昨年、娘と名古屋にまで出かけて観に行って、満員御礼で観れなかった映画のひとつでもあります。

太古より存在するミニオンたちは最強最悪のボスに仕えることを夢見て旅を続け、まずはフロリダ州オーランドで行われる犯罪者の大集会に参加します。
(このDVDを観た直後、ニュースを見るとオーランドで銃の乱射事件があって騒然となっていた。さすがは犯罪者の街…)
オーランドでは女性の犯罪者スカーレット・オーバーキルに使えますが、イギリス王室の冠を盗みに行った時に聖剣エクスカリバーを抜いてしまい、国王にまつりあげられます。これを裏切りととったオーバーキル夫妻とのバトルという形になります。

テーマ性はまったくなく、ディズニー・ピクサーラインのような勧善懲悪でもない。なぜならラストは怪盗グルーの一味になる形で終わりますから。もともとこの作品は「怪盗グルー」シリーズのスピンオフだったのですね。

監督のカイル・バルダの履歴を見てびっくり。何と制作に関わったすべての作品を鑑賞したことがあります。結構一般向けにウケのいい作品を撮っている人なんですね。

ケビンという二つ目のミニオンが主人公のようです。チビなミニオンがどうやって闘うかというと、余計な機械に触れた結果、巨大化してしまうというオチです。
話に深みはありませんが、ミニオンたちの仲間思いの性質が愛くるしい。集団になると、妬みと嫉みばかりに支配される人間の姿が嫌になってきます。

そしてやはり展開がコミカルかつ軽快で、退屈さを感じさせません。素直にミニオンたちの可愛らしい仕草を楽しみましょう、でも通る映画です。

この作品はいわば「怪盗グルー0(ゼロ)」、ミニオンたちがその後行動をともにするグルーと出会うまでの話です。ドラクエでいえばロト三部作の「3」に相当します。

物語途中、ビートルズらしきグループが通ったり、ジミー・ヘンドリックスのパロディが登場。設定資料によると、舞台設定は1968年なんですね。出てくるメカメカしいテクノロジーは近未来的ではありますが、町並みや舞台背景などは確かに60年代らしさを感じさせました。

未千夜は途中で話の薄さに離れてしまいましたが、娘はDVDを2回見返しました。やはり子ども受けする映画は、子どもが一番よく知っていると感じさせられましたね。
(16.6.13コロりん記)
06/11
アニメ「サザエさん」の5月22日の視聴率が7.7%にまで落ちたそうです。その理由は以下の記事に掲載されています。

「サザエさん」視聴率7.7%の衝撃(小原篤のアニマゲ丼)

要するに50代以上をターゲットとしている「笑点・大喜利スペシャル」が放映されたので、裏番組のサザエさんは大きく数字を落としたということらしいのです。
ということはサザエさんと笑点は、その視聴層が重なっているのです。長らくアニメとは子どもの見るものという先入観があったコロりんとしては少々驚きです。

アニメ「サザエさん」は実は原作とはまるで別物でして、原作のサザエさんは当時としてはぶっ飛んだ女性で、流行り物に感化されやすく、時代の先端を行くような女性です(ちなみにワカメも同様の傾向)。
それがテレビでアニメ化されると、それは完全な昭和ノスタルジー、良妻賢母な専業主婦の典型的な姿となっています。アニメそのものも毒にも薬にもならない無難な作りで、いわば昭和中期以降の「穏健保守的」な日本社会の縮図ともいえる姿となっています。
目的もなくただつけているだけという家庭も多いと思われ、いわば一種の時報番組なのでしょう。

さてそこまで話を続けて、「ところで若い文化とされているアニメや漫画がどの層に好かれているのか?」ということが気になりました。そこで現在コミックス売上げのトップを走る「ワンピース」を題材に調べてみると驚くような結果が出ました。
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マンガが人生に影響、10~20代女性12.3%が「異性と付き合ったことがある」

ここにワンピースの購入読者層のヒストグラムが掲載されています。
ワンピースの中心読者層は20代~40代(!)。少年漫画どころか中年漫画です。そして新たなファンの開拓にはまったく成功していません。小学生以下の読者層など皆無に等しい。
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カルチュア・コンビニエンス・クラブ資料引用「ワンピース最新刊購入者ヒストグラム」より

このように年齢層が固定されて、そのまま平行移動する形で人気が持続しているわけで、さすがに今の読者層が死ぬまで連載が続くということは考えられないので、人気の低落ということにはならないでしょうが、新しい読者層が参入しない文化というのはどこか寂しいものです。

そしてこれがサザエさんと似ている姿なのかも知れません。
アニメ「サザエさん」を子どもが好んで見ているとは思えないし、おそらくは父ちゃん母ちゃん、爺ちゃん婆ちゃんがテレビを付けるので、なんとはなく見ているだけでしょう。どう考えても子どもはポケモンや妖怪ウォッチを好むだろうから。

5年前、「バクマン。」の中で、週刊少年ジャンプの平均購読者層が18歳と語られています(資料元)。いろいろな調査が行われていますが、ジャンプの中で語られたということはアンケートから調べたものでしょうからかなり正確な数値と思われます。それから時が経っていますから、おそらくジャンプの購読者の高齢化はさらに進んでいると思われます。
(16.6.11コロりん記)
06/08
3月頃に「コミュファ」を名乗る店から電話があったのです。
なんでもネットの接続料金が1,500円以上も安くなるコースがあるとか。しかもそれにかかる手数料はすべて無料だそうでした。それでうっかりその話に乗ってしまったのですね。うちは携帯もauなので、コミュファなら大丈夫だろうと思ったのです。

ところが肝心の工事日が来て話が一転。
「PCの接続は一台だけが無料で、あとはすべて有料」
と言い出したのです。
「話が違うじゃないか!?」
とコミュファ(?)に文句の電話を入れたところ、この時点ではコミュファはなんのことか分からない様子。

しかもネット料金も次々に言い分が変わっていき、実際には現在(NTTフレッツ光)に比べて数百円安いだけ。さらにうちはプロバイダーにbiglobeを使用しているのですが、メールアドレスをそのまま使うにはさらに数百円の追加料金を毎月払わなければいけないと、どんどん話がおかしな方向に走っていくのです。

もうこちらも頭にきまして、散々文句の電話を入れたのですが、そのコミュファからは「近いうちにお電話を差し上げます」と言いながら、全然来ないことが何度となくありました。しびれを切らしてこちらから電話を入れたこともあります。
コミュファに言わせると「どうやら代理店が勝手にやっているようです」との返事。

今にして思えば、その代理店とコミュファ本社との応対というか、責任感はまったく違うことを感じます。

「もういいよ。どんどん負担が増えるだけじゃないか? フレッツ光に戻してくれ!」
と言うと、「お客様でNTTには依頼をしてください」と言います。ところがNTTは「そういういきさつなら、コミュファの代理店に依頼をさせないと工事料金がお客様の負担になってしまいます」と言われ、もう一度コミュファ代理店に電話すると、「個人情報の関係もあり、私どもからは依頼ができません」と言ってきます。

クレーマーと思われるのも嫌なので、なるべく冷静に話は続けてきたのですが、勝手にNTTを解約はしておいて、切り戻しだけできないとは変だろう? とそろそろこちらもブチ切れモードになってきまして、かなりやり合ったんです。

すると1カ月ほどして、「では工事料金は商品券でいかがでしょうか?」と言ってきました。もういい加減、この問題から手を切りたかったこともあり、「分かったそれで手を打とう」と言うことに落ち着きました。

「うちで使用した電話料金は支払ってくれ」と言われ、まあこれは筋は通っているので払うと言ったところ、振込用紙が届きましたが、それには「銀行引き落としでなく振り込みの場合は手数料300円をいただきます」とあったので、もう完全に怒り爆発! 怒鳴るように電話をして、純粋な電話料金だけに下げさせました。

その後、商品券が届いたのですが、発送元が「サウザンドクレイン」とありました。試しにネットで検索してみると、「詐欺まがい商法」「しつこい勧誘代理店」と悪評紛々。この代理店は札付きの店だったのです。

コミュファもこんな代理店を抱えていると評判落とすぞ!
それと、固定・携帯を問わず、電話番号を不特定に知らせる必要はまったくありません。どうせかけてくるのは詐欺師しかいませんから。
(16.6.8コロりん記)
06/05
何気なく使っているゲーム会社の名称、しかしそれには企業の長い歴史と、名称の短略化といった経緯が隠されています。
ゲームマニアにはかなり知られていることも多い、ゲーム会社の名称の歴史を振り返ってみます。
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まず任天堂です。
この名称の由来は知っている人も多いのですが、「運を天に任せる」です。よく間違って使われるのが「人事を尽くして天命を待つ」こと。これは山内元社長がはっきり否定しています。
「成功なんて運頼みだ。人事を尽くして、なんて考えたこともない」
ということで、まさしく任天堂の社是は「運任せ」なのです。幹部も「別に何か戦略を立てるということをしない会社ですから」と笑っていましたが、それで人気作を連発できるのは不思議なことです。やはりフリートーク時代にムロディナウの著書『たまたま』で述べたとおり、この世の成功は「運」が支配しているのでしょう。

続いてスクウェア・エニックス
通称「スクエニ」。合併企業なので、名称は別々に。スクウェアはゴルフ用語からきたもの。あまりコンピュータに関係ありませんね。一方エニックスは「フェニックス」と「エアニック」(初期コンピュータ)の合成からできたものですが、別にフェニックスだけでいいじゃん。…という気もしますね(笑)。

カプコン
「カプセル・コンピュータ」からきたもの。ただカプセル・コンピュータってどういう意味なのかというと、特に意味はなく(笑)、当時流行っていた「パーソナルコンピュータ」に対抗して作っただけの言葉だそうです。

レベルファイブ
最近頭角を現しているメーカーなので、その名前の由来もあちこちで聞かれます。レベルファイブというのはゲーム上での「レベル」ではなく、しばしば評価の際に使われる、最高級を示す「五つ星」から来ています。まー最高級が3つ星なのか5つ星なのかは人それぞれということで…。

バンダイナムコ
通称「バンナム」。これも合併企業です。バンダイは「万代不易」からきています。いつまでも変わることのない繁栄を、という意味あいです。一方ナムコは「中村製作所」からのものです。イマイチ面白みがありませんね。

セガ
さまざまな経緯をたどったこの会社、いくつかに分社化していますが、現在コンシューマゲームを作っているのは「セガゲームス」です。
ところがセガ(SEGA)の由来は「サービスゲームス」なので、現在の社名を完全に訳すと「サービスゲームスゲームス」になってしまいますな(笑)
(16.6.5コロりん記)
06/03
年末商戦時、WiiUは週間あたり10万台を売り上げ、一気に普及台数を300万台にまで伸ばしました。
ところが年が明けてから突然WiiUはどこの店頭からも姿を消してしまったのです。週間売り上げは3,000~7,000台程度にまで下落し、その後も増加することなく推移しています。そして現在も店頭でWiiUの姿を見ることはほとんどありません。

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そのためか、一時期、日経新聞に「今年でWiiUの生産終了」という記事が載りました。
これについて任天堂はただちに否定声明を発表しましたが、その後、株主への報告で、WiiUの今年度の売り上げ目標を、前年の1/4にまで落とすことを明らかにしました。つまり任天堂は「WiiUはもう売れなくてもいいよ」と宣言しているに等しい目標を発表したのです。

その後の任天堂の姿勢は不可解です。

君島新社長は来年3月に発売予定の新ハード「NX」はWiiUの単純な後継機ではないと告げ、WiiUの市場はこのまま持続していくことを明言しました。ところが、「ポッ拳」で同梱版を発売したかと思うと、これが売り切れたら、また出荷せず、店頭では品薄状態に戻ってしまいました。

ならば日経の予断記事ほどではないにしろ、WiiU市場はこの先縮小していく方向かと思えば、また「スプラトゥーン+amiibo」同梱版のWiiUを発売すると言い始めました。
任天堂はWiiUを売る気があるのかないのか、それがさっぱり分かりません。

ゲーム系のメディアでは「NX」に関する憶測記事がたくさん書かれていますが、どうも正体が分からない。まあサードパーティがすでにNXからの発売新作を予定しているのですから、メーカー側は知っているでしょうが。

さてWiiU市場を縮小していくにしても、少なくともNXでは下位互換を付けてもらいたいと思っています。というのも、WiiUはこれまで購入した据置きハードの中でも、突出してハマったゲームが多いからです。「零」に始まり、「スマブラ」、そしてイカきゅん、マリオメーカー、マイクラと、どれも飛び抜けて多いプレイ時間を誇っています。

サードパーティからすればWiiUはゲームを作りにくい、厄介なハードだったかも知れませんが、プレイしたコロりんたちにとっては最高のハードだったわけです。今後、市場を縮小し、NXに軸足を移していくにしても、WiiUの面白さは捨てて欲しくない、そんな気がしているのです。
(16.6.3コロりん記)
プロフィール

五十 未千夜

Author:五十 未千夜
前HP「ぱーぷるトライアングル」続編ブログ。「フリートーク」の続編です。

別サイト「数のお遊び 1、2のポカン」も追加しました。

未千夜の過去人形ブログも兼ねています。

<このブログに登場する我が家の住人> カスタムをほどこした子には(★)がついてます。

[Lati]
千影:Yellow Laches(★)
未影:Yellow Pury(★)
こりす:White Pury(★)
こじか:White Laches(★)
ひな:White Pury眠(★)
[ROSENLIED]
紗弥:Arina 
華弥:Poppy (ver.Girl)(★)
リズ:限定Lime(★)
ロゼ:限定眠りLime(★)
[piposdoll]
メルル:眠りBaha
ティーティ:Ringo(★)
アリス:Alice Jr.
[VOLKS]
由沙:幼天使ゆき 白雪(★)
由他:幼天使ゆき(★)
一葉:幼SDネオン(★)
鈴菜:幼SD鈴菜
[FELIX]
るぅ:Brownie Momo(★)
すぅ:Brownie Momo眠(★)
ちぃ:Baby(★)
ぽぅ:Brownie PEPE(★)
[CUSTOM HOUSE]
セラ:Bisou Ai Muu
サチ:Bisou Ai Pepe
ウリエル:Petite Ai ウリエル
呼子:Ange Ai Nari(★)
ガブリエル:Petite Ai ガブリエル(★)
ハナエル:Petite Ai ハナエル(★)
ミュリエル:Petite Ai ミュリエル(★)
[theOrientDoll]
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ぷぅにぃー:眠りJULIA
[Leeke]
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