10/29
映画レビューではなく、こちらで語るのは、過去にレンタルして観ているからです。今回は娘に観せたくて借りてみました。娘は82分間、しっかりと観て楽しんだようです。
高畑勲の初監督作品であり、宮崎駿と初めて組んだアニメ映画です。

舞台は北欧のようでもあり、アイヌのようでもある村。
主人公ホルスは悪魔グルンワルドを倒すため、太陽の剣をモーグから受け取り(エクスカリバーのような演出あり)、村人達とともにグルンワルドを倒すまでの物語です。
1968年の時代としては、ディズニーっぽい激しい動きがあり、反面また安手の止め絵の連続という面もある作品です。ディズニーに影響を受けつつ、当時の日本アニメのチープさが奇妙に同居しています。
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さて、この映画にはヒロイン・ヒルダが出てきます(↑)。ヒルダはグルンワルドの妹という立場で、またグルンワルドに滅ぼされた一族でもあり、本当の妹なのかは不明です。
このヒルダにはグルンワルドによって植え付けられた悪の心、詳しく言えば人々を疑心暗鬼にさせ、信頼を失わせるという魔力を持っています。
さてホルスはこのヒルダを信じ、彼女の心から悪の心を振り払おうとするのです。

このヒルダの立ち位置ですが、味方のような顔をして入り込んで悪の工作を行うわけで、疑問に思ったのが「もしヒルダが美少女じゃなかったら、ホルスや村人はヒルダを救おうとしただろうか?」ということです。彼女にはヒロインという有利な立場が与えられていたわけで、これが醜悪な魔法使いの老人だったら死ぬ運命にあったのではないかと。

いわば、ヒロインの風貌によって助けられるキャラ当てがなされていた面が否定できないのではないかと思うのです。
ラストでヒルダは村人達にあっさりと受け入れられ、大団円となるのですが、ここまですっきり割り切れるのかどうか…。

FF2ではマリアの兄レオンハルトが、一度は敵の帝国軍の幹部となっていました。彼は帝国を支配しようとしたのですが、皇帝によって追放され、主人公達のパーティに入りました。ですからわだかまりがあったのです。ラストで主人公フリオニールが、「これからは一緒に生きよう」と言うのを、「俺達はいろいろなことを知りすぎた。もうあとへは戻れない…」と言って去っていきます。

つまりは敵として生きてきた人間は、そう簡単には自分を許せないものなのです。あっさりとそれまでの敵意を振り払えるあたり、やはり60年代アニメだなあという展開を感じさせるのでした。
(14.10.29コロりん記)
10/26
そろそろ台風シーズンも終わりの頃なので、今年の台風について振り返ってみたいと思います。

今年は例年を上回る4つの台風が上陸しました。
7月には8号が東シナ海から向きを九州へと変え鹿児島県に上陸。この台風、「史上最大級」との触れこみでした。
その後、3つの台風、11号、18号、19号が次々と上陸しましたが、これらも南海上にあるときには中心の気圧が900~930ヘクトパスカルと強大で、マスコミやTVに登場する気象予報士は近づくたびに「最強クラスの台風が日本を目指している!」と騒ぎ立てました。

これらの台風、最強時の勢力は歴史的な猛台風と同じ程度の勢力を持っていましたが、台風というのは北上してくると海水温の低下や、台風自体の渦巻の性質変化などで衰弱するのが常なのです。
そこで今年(2014年)に上陸した4つの台風の上陸時に本土で記録された最低海面気圧を記してみます↓。
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どの台風も960~980ヘクトパスカル台になっていることが分かります。南海上の時は強大でも、本土に来るまでにはここまで衰弱するのです。

一方、「昭和の3大台風」と言われる「室戸」「枕崎」「伊勢湾」および、それに準ずる勢力とされる「第二室戸」を含めた、4つの猛台風についても記してみます↓。
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ご覧の通り、過去の猛台風の勢力は想像を絶するものでした。今年の台風に比べると40~70ヘクトパスカルも強力なのです。マスコミよ、予報士よ、これが猛台風だ! ドヤッ!

考えてみれば本土に上陸する台風は南海上では強いのは当たり前のことで、その勢力を維持したまま上陸するかどうかが過去の猛台風との差になっているわけですね。
台風記録がかなり正確に残っている伊勢湾台風や第二室戸台風は、南海上では900ヘクトパスカルを割るほどの超強力な台風だったわけです。過去の猛台風の上陸時の勢力と、今年の台風のピーク時を比較することのほうがナンセンスなわけです。

「温暖化のために台風が強力になっている」などという発言もしばしば耳にしますが、これだって本当でしょうか? じゃあ第二室戸台風以降、もう半世紀以上も本土にはそれよりずっと弱い台風しか上陸していないことはどう説明するのでしょうかね?
(14.10.26コロりん記)
10/24
3~4万本程度の売り上げなのに、どういうわけかコロりんの周囲だけは品切れ状態が続いていたマーベラスの「禁忌のマグナ」、ついに購入しました。
美少女、エルフ、メイド服、アホ毛…これでもかとばかりに萌えばかりを狙ったこのゲーム、まさにオタク男性のためのゲームと言っていい存在です。もうこういうガラパゴスゲームからは脱却したらどうかと思うのですが…。
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↑バストショットとSDキャラが同一人物とは思えません。これが「萌え」に走った結果です。

ストーリーが非常に単純でして、「地震が起きる」→「クリスタルが現れる」→「クリスタルを採掘に行く」→「美少女が現れる」…この繰り返しです。この手のファンは、脚本の繊細さになど興味がないと知っているのでしょう。
しかもバトルのあと、美少女エルフが急に悶え苦しんで主人公の家に運ばれるというイベント多数。ここまでされると「プレーヤー、舐められてるのか…?」という気にさえなってきます。

さて、ゲームは非常に強制イベントが多く、7割強制イベント、3割戦闘です。
イベントはほとんど会話で進むのですが、なんだかのったりとしたリアクションのあとに発言、しかも鈍い三点リーダー(「…」ってやつね)表示。さらに会話のテンポがすごく悪く、なんだかプレイしていてイライラが募るゲームです。

「クロノ・トリガー」ではキャラクターの成長が楽しめないという欠点を述べましたが、このゲームでは一応フリーバトルが存在しますので、思うような強化はできるようです。もっともどの程度までやり込めるかまではまだ分かりませんが。

バトルは一風変わっていて、ザコ10体くらいの中にボスが1体混じっていて、このボスが次々とザコを呼び寄せるのです。ですからコンボを決めて一気に敵を倒さなければなかなかバトルが終わりません。1バトルあたり、慣れていれば30分以内で終わりますが、知らないマップのバトルだと1時間かかるのも普通。イベント戦闘なら1時間以上は当たり前の世界です。携帯機にしてはちょっとやりにくいシステムです。
また主人公キャラが、エルフたちに比べて射程範囲が狭く、弱いというのが気になります。後半変わっていくのかも知れないので様子見。

「ルーンファクトリー」を作っていたネバーランドは、特に理由もなく会社を閉鎖してしまいました。「RF4」がヒットしていたのに謎の閉鎖です。
そのメンバーが揃って作った作品なので、このゲームを買った人は「ルーンファクトリー」の続編(進化版)を期待したのだと思われます。正直コロりんもそうでしたが、しかし「禁忌のマグナ」は「ルーンファクトリー」とは似ても似つかないゲームです。
「RFとは別のゲーム」、そういうものだと思ってプレイし、バイアスのかからない目で評価したいと思います。
(14.10.24コロりん記)
10/20
娘が学校からもらってきた広告に名古屋市科学館のものがありました。
下↓がその広告です。
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11月1日から、来年1月12日まで開いている催しなのですが、なぜに科学館?
科学館は市営ということもあり、料金はおとな400円(プラネタリウムは別に400円)、中学生以下は無料ということになっています。以前にも「公立の博物館は対価を徴収してはならない」という法律を紹介し、「日本のミュージアムは勘違いをしているようだ」ということを書いたのですが、それでも400円程度ならまだ安いともいえるでしょう。

しかし、このような特設展示開催となると値段が跳ね上がり、この「特撮博物館」は入場料おとな1,400円、小学生500円です。家族3人で行けば3,300円にもなってしまう。
ということで、今回はこの広告だけを見て、展示物を直接見に行くのはやめようと思っています。どうせ撮影禁止だろうしね(なお先進国の中で、撮影が原則禁止されているのも日本ぐらいらしい)。

タイトルこそ展示物として制作された作品として知っているものの、その映像は見たことがない「巨神兵東京に現わる」のポスターも一緒に載っておりました。
企画:庵野はともかく、巨神兵:宮崎駿ってのはどういうこと? 巨神兵を考えたのが宮崎駿ってことか、それとも着ぐるみを着て出演しているのが宮崎…そんなわけはないか(笑)。
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メジャーどころだけでなく、「スペクトルマン」「ジャンボーグA」などの少々マイナーどころも扱われており、見に行けばそれなりに楽しめるところではありそうなんですが。

ふれこみには「ミニチュアで見る昭和平成の技」とありますが、やっぱり特撮ヒーローもののミニチュアの町といえば、昭和の町並みのほうが似つかわしいようですね。
(14.10.20コロりん記)
10/18
未千夜が「3万本も売れれば上出来じゃないの?」と言っていた「零 ~濡鴉の巫女」、すでに売り上げは4万4千本に達しています。プラットフォームであるWii Uがいまだ普及途上であることからすれば、前作「月蝕の仮面」と同等か、それ以上の盛り上がりを見せていると言えます。

コロりんも購入以来、毎日のようにヒマを見つけてはこのゲームをプレイしております。
コロりんのプレイスタイルは「焦って終わらそうとしないこと」ですので、なるべくゆっくりと咀嚼しながら進めているので、現在まだ十三ノ雫(第十三章)です。次で「終ノ章」なので、一応EDに到達できそうです。
↓は即死攻撃をしてくる厄介な女の亡霊。
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ところで、このゲーム、上手な人はコツをうまくつかんでいるのでサクサク進めることができるようですが、アクションが特段うまくもない者にとってはなかなか大変です。
コロりんは六ノ雫九ノ雫で詰んでしまいました。

まず六ノ雫は、とにかくダンジョン(屋敷探索)が長い。ひたすら長い。
このゲームは「刺青ノ聲」(PS2バージョン)に比べ、キャラクターの耐久力が大きく、少々攻撃されただけでは倒れません。一方では敵のHPも高いようで、フェイタルフレームを何度か決めても倒せないことが多い。それでも個々のバトルは「刺青」よりは楽のような気がするのですが、先に書いた通り敵の耐久力が高いのと、ダンジョンが長いのとで、ケチりながら使っていたフィルムもついに底を尽き、しかもオートセーブとあって進行を断念する羽目に。それまでの約3時間がまったくの無駄になってしまいました。

続いて九ノ雫。ラスト間際、無敵の黒い影からひたすら逃げるイベントです。
つかまったら即死なので、とにかく避けて逃げるしかないのですが、細い通路の真ん中に突然ワープして現れることもあり、これは防ぎようがありません。多くの人のプレイスタイルを見ると「鏡石で蘇生させながら走れ」とありました。しかしコロりんはここに来るまでに「鏡石」を消費してしまっていたのです。こういう場合、ほとんど「詰み」のようです。

今回は「バイオ5」のように、ミッション制が採用されており、要するに「二度目以降に効率的に経験値を稼げよ」ということらしいのですが、ホラーでこれをやると怖さが薄れてしまいます。
確かに二度目以降であれば、ボスがどこに出てくるかも分かるわけでして、強力なフィルムもガンガン使っていけばいいのですが(今回はアイテム引継ぎなしの使い切り制、ただしポイントを稼ぎたければ残しておくのが良)、最初のクリアはなかなか大変(汗)。
「刺青」ではゲームオーバーこそあれ、一度も「詰んだ」ことはなかっただけに、今回の「零」は非常に高難度のゲームに感じます。

でもマニアの間ではこの「濡鴉」、非常に評判が良い。こうしたゲームに慣れた人にとって、この程度の難易度はさほど問題にならないのかも知れないですね。
なお、少しかじった未千夜によると、「キャラの動きが重すぎてクイックな行動ができない。敵はクイックに動くし、不意打ちもしてくるのでイライラする」と、不満を述べていました。
(14.10.18コロりん記)
10/15
御嶽山の注目度が高くなるに従い、火山に対する間違った認識も非常に多く見受けられるようになっています。試しに「御嶽山」「死火山」で検索すると、
「1979年、それまで死火山とされていた御嶽山が噴火したことにより、活火山の見直しが行われるようになった」
という記述が実にたくさんヒットします。困ったことにNHKでさえこんなありさまなんですから頭が痛いのです。

「御嶽山は、かつては死火山とされていましたが、昭和54年に噴火したことで、火山の定義が見直され、死火山や休火山という言葉を使わなくなるきっかけになりました。」-一部引用

ところがですね、御嶽山は気象庁発刊の1968年版「火山観測指針」ではすでに活火山のリストに入っているのです。また1970年代の理科年表でも御嶽山は「噴火記録なし」とはされていますが、活火山として扱われています。つまり「1979年噴火で認識が変わった」というのは誤りなのです。

ところで「いまだに」休火山・死火山の分類をとやかく言う人がいます。コロりんが10代くらいの頃から、これらはすでに廃棄された言葉と思っていたのですが、どうして残っているんでしょう? 謎です。
そこで休火山・死火山が消えていった経緯と、活火山の認定基準に御嶽山はどう影響したのかを見ていきます。

まず1952年の「火山観測法」によると、日本には45の「活休火山」があるとされています。北方領土、小笠原、沖縄の火山は入っていません。また御嶽山も入っていません。そして何より、活火山と休火山が一緒に扱われています。この時代には「休火山」という言葉は生きています。

それが1968年の「火山観測指針」になると、御嶽山が含まれたのは前述の通り、そしてこの時にはすでに「休火山」「死火山」という言葉は使われなくなっています。つまり火山学上では実質半世紀前からこれらの言葉は消えていたのです。御嶽山が噴火する10年以上も前の話です。もちろん富士山も「活火山」として堂々と名を連ねています。

さて1975年の「日本活火山要覧」では返還なった沖縄・小笠原、および北方領土の火山が含まれ、77座が活火山として認められています。

さて問題はそのあと。1984年には「日本活火山総覧」という名称になって火山が紹介されていますが、この時の認定活火山は1975年とまったく同じ77座です。火山もひとつとして入れ替わったものはありません。
つまり御嶽山が有史初噴火した1979年をまたいでも、活火山の認定はまったく変わっていないのです。「御嶽山の1979年噴火が見直すきっかけ」というのはかなり怪しい論です。

活火山の数が増えるのは1991年「日本活火山総覧(第二版)」からです。この時83座になりました。
現在、気象庁が認定している活火山は110座です。認定基準は過去1万年に活動履歴があるか、ということになっています。これは世界的な基準に合わせたものであり、御嶽山は関係ありません。

コロりんはもう何十年も火山研究者から「休火山・死火山という分類はされていない」ことをくどいくらいに聞かされてきた記憶があるので、いまだに「富士山は活火山か休火山か?」などという人の言葉を聞くたびに「何周遅れの話をしているんだよ?」と思えてしまうのです。
(14.10.15コロりん記)
10/13
発売日に購入しながらも、肝心のハードが品切れでプレイできなかった「零 ~濡鴉ノ巫女(ぬれがらすのみこ)」ですが、Wii Uが10月3日に予想よりもやや早く入荷され、ようやく遊ぶことができるようになりました。

「ハードを牽引するほど売れるソフトではない」と書いたのですが、意外やこのソフト、現在どこの店も品薄状態だそうで、今のところ「出せば売れる」という人気なのだそうです。
10月5日までの売り上げは約4万本、Wii Uの普及がまだ広がりきっていないことからするとこれは相当な好成績です。

一部では「エロゲー」とまで評される(笑)、独特のコスチューム(←はっきり露出度が高いと言えよ)ですが、主人公たちの顔立ちがまるでFF10みたい。ヒロインのひとり不来方夕莉(こずかたゆうりと読む。一応実在する姓らしいけど、この手のゲームって難読人名にしないと企画が通らないなんて法則でもあるんかいな…)、まるでFF10のユウナのようです。↓
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「濡鴉」なんてタイトル通り、このゲームでは水の中に入る場面が多い。しかも濡れると幽霊との対戦上不利な点も多く、厄介な作りとなっています。ただ濡れると服がスケスケになるというサービスシーンもあり、もちろんこれは女性キャラ限定ですが(おい)、このゲーム狙ってるな、という感が強くします。
「零」は海外でも売れるシリーズ、しかもパブリッシャーの任天堂は主力が海外展開の会社。こういう日本向け「萌え」を狙ってもいいことないと思うんだけど。デベロッパーがコーエーテクモ、未千夜は「コーエーだよ。こんなこと考えるのは絶対コーエーだよ!」と強調します。何かコーエーに恨みでもあるのか(笑)?

ゲームバランスとしてはパッドに慣れるまで少々手こずります。しかしそれよりなぜか誰も指摘しないのだが、このゲーム、オートセーブなのですね。しかもセーブポイントの間がかなり長い。迷ったりすると2時間くらいゲームを終わらすこともできず、セーブもできないというドツボにハマったりします。
なんでもWii Uは1時間、動作を止めていると自動的に電源断になるそうで、手を休めてあとでまたプレイ…というスタイルは取れません。こういうゲームにオートセーブは合わないような気がするなあ。
第六章など、非常識なほどダンジョンが長い。延々と彷徨っていたら、アイテムはなくなるしフィルムはなくなるしで結局ゲームオーバー。途中スタートだとアイテム皆無の状態でオートセーブなので詰んでしまうことは確実。結局ミッションを最初からやり直さねばなりません。
これは非常にプレイしづらいシステムと思います。

イマイチ、このゲームでのクリティカルこと「フェイタルフレーム」の発動条件が分からなくて悩んでいるところです。今回はこれまでのチャージ制ではないのです(シャッターを押すのにチャージ時間が必要なのは面倒)。あとは敵を倒した断末魔が分かりにくいということ。敵を倒した直後に触れると生前の記憶が見れるうえに、ポイントも貯まるのですが、せっかくのシステム、これがやりにくい。

「禁忌のマグナ」、まだ在庫があるそうなんですが、コロりんが発売日に買いに行ったGEOでは品切れでした。ちなみに今も新品は品切れです。なんで?
(14.10.13コロりん記)
10/11
「給食費問題」というと世の中(特にネット上)では、いかにも正義派ぶった人たちが「給食費未納けしからん!」と単純明快な怒りの拳を突き上げる人が多いのですが…。
こういうことになるとコロりんはへそ曲がりなんだ。だからこうした問題にも、そういう「直球」な記事は書かないんですよ(笑)。参考記事2012年3月9日フリートーク。

新聞記事は消えてしまうのでここに書き出すと、春日井市の問題を地元中日新聞が取りあげていました。
「給食費未納、3500万円 春日井市の12年度」という見出しの記事(14.10.5中日)春日井市では小中学校の給食費未納額が2011年の457万円からはね上がり、2013年には3,395万円になったとのことです。なお未納児童・生徒数は704人ということです(2.79%)。

問題点:「なぜ未納額が激増したのか?」
これは記事にも書いてありまして、それまでの現場管理から金融機関での引き落とし型に変えたことが原因です。ということは例えば給食費の封筒を渡して徴収していた時には払っていた人が、理由は不明ですが振り込みをしなかったということですね。
でもこれは倫理観の問題だけではないですね。以前は「払う意志」があったのですから。

ちょっと計算してみます。未納者が704人で未納額が3,395万円なら、ひとり平均48,200円(月平均4,400円)ということになります。小学校と中学校では一食あたりの値が違うので、月額平均値は正確には出せませんが、計算すると約4,000円となります。つまり払っていない人は年間を通じて定常的に払っていないことになります。

ちなみに我が家は給食費をゆうちょ引き落としにしています。月額3,800円、年間で41,800円(夏休みの8月はなし)。すべてかどうかは分かりませんが、名古屋市でも銀行引き落としは主流のよう。するとですね。春日井市だけが未納額が突出して多いというのは不自然なんです。春日井市だけ横着な親が多いとは考えにくい。制度変更の際の手続き方法などを知りたいものです。
引き落としにしたら未納が増えた、というのは結構あちこちの自治体で見られる現象のようです。まずはこうした「引き落としだけ」という手法の是非から考えるべきでは?とも思います。例えば併用型にするとかね。

記事:現在、市教委が回収に向けて一丸となって取り組んでいるが、保護者の意識を変えられるのか、注視していきたい-引用終り
前にも書いた通り、「引き落とし」にする前はずっと未納率は低かったのですから、途中から未納になった人は本来なら払う意思はあったはずです。保護者の意識を狂わせたのは、突然の集金方法の変更のためでしょう。そこに疑問は持たないのかな?

それよりどこの自治体も未納率が微々たるものであることには逆に驚きます(小牧市は1.3%、犬山市は0.2%、名古屋市はなんと0.07%らしい)。こんな数字で親の道徳観が低下したと嘆いてみせたり、お説教垂れるのはそれこそどんなものですかねえ?

ここでは松尾匡氏「給食費未納は失業でかなり説明できる」を見ていただくとして、「給食費未納で高級車を乗り回している」とか「パチンコで遊んでいる」とか、ごくわずかの未納者の中の、しかもほんの一部を持ち出してバッシングの対象にするのはそちらのほうが歪んでいると思えるのですが…。
(14.10.11コロりん記)
10/09
アフリカのドゴン族という種族がシリウス伴星(シリウスB)を予言している-そんな不思議本を読んだのはもう二十年以上も前になるでしょうか?
まだシリウスBが発見される前、ドゴン族は天文学とは縁もないのに、高密度天体がシリウスの周りを回っていることを伝承として持っていた…そんな話です。

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さて↑は何かというと、見ての通り「宇宙戦艦ヤマト」です。そしてヤマトの左上に描かれているのは「冥王星の月」です。ガミラスの冥王星前線基地から反射衛星砲の攻撃を受けたヤマトはこの「月」にアンカーを打ち込み、姿勢制御をします。
この星は球形をしているのでそれなりの大きさ(岩石質なら直径300キロ以上)があるはずです。

まずですね、この放送は1974年11月に流れています。当時、冥王星は正規の惑星扱いでしたが衛星は発見されていませんでした。冥王星の衛星「カロン」が発見されたのはこの放送の4年後のことです。
カロンは球形をしてると考えられ、直径は1,000キロ以上あります。2014年現在では冥王星には衛星が5つ発見されていますが、残りの4つは岩のかけらのような大きさ(10キロ程度)なので、カロンは格別に大きいのです。つまりヤマトは冥王星の衛星を、その存在が知られる前から「予言」していたことになります。
まあこれはもちろん偶然でしょうが、SFを作っていると、時折こうした「偶然」のいたずらが発生することがあります。

冥王星というのは不思議な天体でして、過去には地球より大きな天体として扱われていたことがあります。そしてその質量予測は時代とともに変動しているのです。今では非常に小さい質量が見積もられています。
正規惑星から外され、準惑星になった冥王星。ボイジャー計画でもタイタンを探査するために冥王星探査はキャンセルされました。でもコロりんはこのいまだに謎の多い冥王星の正体を是非知りたいものです。

なお最初に登場させたドゴン族の予言したシリウスBの話。
エディントンという英国の物理学者が書いた本を、宣教師がドゴン族に軽い気持ちで伝えたのが発端らしいです。古い話なのでどこまで本当のことか分かりませんが。
(14.10.9コロりん)
10/06
「クロノ・トリガー」なんだかんだとケチをつけながらもプレイしています。そして今回は4回目のエンディングに到達。

主人公がラヴォスと闘い、負けて消滅するバトル、あれを力任せに勝ってしまうと到達するエンディングです。いや~、結構キツい戦闘だったな~。全員HP999なのに、あっという間に減っていくんだもん。
まあそれでも異常なほどに打たれ弱いマールを外して、クロノ、ロボ、カエルの3体で挑戦。エリクサーまで使って、なんとかかんとか倒しました。

そしたら妙なEDが。
これは…スタッフルームではないですか!?
そう言えば昔のFFにはスタッフルームがありました。EDではありませんが、ゲーム中のどこかにスタッフのひと言が集められている部屋があったりして、製作の裏話や個人的な趣味などを語るのです。

今回はキャラデザの鳥山明、プロデューサーの堀井雄二、音楽の植松伸夫といった面々がそれぞれひとり言を語ってくれるのです。そして植松氏に話しかけたところでスタッフロール、これ、ほんの2秒くらいで終わってしまいます。

ま、やっと個性的なEDが見れたというところですかね。

そのあとはラヴォスにわざと負けてクロノ消滅。この状態でゲームクリアするとどうなるか?
それを試してみよう…と思ったのですが、途中のダンジョンはどうやら別ルートに入ってしまったらしく、「白の影」という隠しボスと闘う羽目に。

この「白の影」、マールと能力的に似ているようなので、炎魔法「フレア」を持つルッカを連れていけばよかった…と思いながら、闘ったのですが、最初の対戦では敗北。すごい回復力を持ってるし、こちらも回復無視で闘った結果(この戦闘、マールは絶対外せない)。
さすがに2回戦目は余力を残して勝てたのですが、それでもラストエリクサーを使用することになりました。これによりマールの基礎パラメータが大幅に上昇。
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気を取り直して「世界滅亡1999年」(←これって今見ると結構イタイよね…)に向い、ラヴォスと対戦。ついにこれを打倒して主人公消滅のままEDに到達しました。
結果は…みんなが再び集まり、クロノを探しに行くという特にヒネリの利いたEDとも思えなかったのです。いくつものEDがありますが、マイナーチェンジっぽくてイマイチ個性のあるものが少ない。
さすがに中途でラヴォスを倒すのは難しいようで、↑のようなメッセージは出ましたが…。

「クロノ・トリガー」自体にハマれなかったため、続編「クロノ・クロス」をプレイする気は起きませんが、この続編、前作の登場人物が全員死亡した世界(パラレル世界となっている)を想定しているらしいので、余計やる気が失せました。
(14.10.6コロりん記)
10/04
ダンスバトル、インベスゲームなど、小さな町の小さなエピソード群から始まって、やがては世界人類すべてを巻き込む生存競争の様相を呈した「仮面ライダー鎧武」
脚本を担当した虚淵氏に「このストーリーにダンスを持ち込むのは難しい。不良同士の抗争なら書きやすいのだが…」と言わしめただけあって、途中からダンスの要素は激減し、キャラクター自らが持つそれぞれの弱さによるドラマへと変わっていきました。

今回「仮面ライダー」に変身する理由は闘うためではなくて、ロックシードという猛毒の実を中和するための手法でした。これが異世界の森「ヘルヘイム」で生きていくための唯一の手法だったのです。

メンバー内で、最終的に安定した職に就いたのは城乃内秀保(ドングリがモチーフのドライバーを装備)くらいのもの。あとの者は若いのに自分の居場所を見つけることができず、悩みを抱えます。
そういう意味では吹っ切れたのは主人公・葛葉紘汰と、ライバル的存在・駆紋戒斗のふたりでしょう。紘汰は異世界での新たな生命体の繁栄のため、旅立っていき(↓ちょうど「デビルマン」でいうところの「デビルマン軍団」に類似します)、戒斗は紘汰と激闘の末、覚悟の死を迎えます。
kazurabakouta

ふたりに共通するのは「弱いものが虐げられない世界を作りたい」でした。
ただその手法がふたりではあまりに違い過ぎた。だからこそラストでは決着をつけねばならなくなったのです。紘汰は問題を単純化し過ぎましたし、戒斗は器用に振る舞うことができなかったようです。
どちらにせよ、このふたりと付き合っていくのはそれなりに疲れそうです。

このドラマに共通の敵というのはいません。いわゆる昭和ライダーでいうところの「ショッカー」なる存在はないのです。誰でも敵になるし、誰でも味方になる要素を持っています。
そんな中で、敵といえるのはヘルヘイムを支配するオーバーロードです。力に溺れ、力を過信して同族同士で争い、ついには滅亡します。人類にも同じ道しか残されてはいないだろうという見方をしています。よくある武力による支配をめざし、滅亡する愚かな人類…というストーリーを少し変わった形で見せていました。

このストーリーで最も強い意志を持っていたのは、大企業ユグドラシルの重鎮・呉島貴虎(たかとら)と言えます。最初はなんとも高飛車な態度を見せますが、彼ほど人類の安定と繁栄を考えている人物はいなかったのかも知れません。
(14.10.4コロりん記)
10/01
御嶽山の噴火で現在までに12人の死者と24人の心肺停止(もう3日以上も経っているのだから、生還の可能性など気の毒ですがゼロです。いつまで「報道用」の言葉を使い続けるのか…)が出ています。
マスコミの多くが、「火山噴火で死者が出たのは、1991年6月の雲仙・普賢岳の火砕流以来」と報じています。

こちらの毎日新聞は「火山災害で犠牲者が出たのは、1991年と93年の火砕流で計44人が死亡・行方不明となった長崎県の雲仙普賢岳(1359メートル)災害以来」と書いていますし、

またこちらフィナンシャル・タイムズ紙は「今回の噴火が、1991年の雲仙普賢岳以来、初の死者を出す事態となった」と報道しています。

でもこれは間違い。1991年雲仙岳噴火以降にも死者を出す噴火は再三起きています。

まずあの1991年6月3日の火砕流の2年後、1993年6月23日には、やはり雲仙岳で警戒区域に立ち入った人が1人、火砕流に巻かれて亡くなっています。どうやら報道はこれも失念しているらしいことをまずひとつ。(毎日の記事は93年の火砕流にふれていますが)

そして1995年2月11日には、焼岳の麓、当時建設中だった安房トンネル・中の湯工事現場で水蒸気爆発が起き(熱水性爆発:Hydro Thermal Explosionと呼ばれる)、作業員4人が死亡しました。現場は山の上ではありませんが、起きた現象はまぎれもなく火山噴火です。

さらに2000年の三宅島噴火の際には多数の火山性地震が起きました。このうち2000年7月1日16時01分のマグニチュード6.4の地震では神津島で土砂崩れが発生、1人が亡くなっています。
火山性地震も噴火災害かと言われると、たとえば1792年の雲仙岳「島原大変」を例にあげましょう。15,000人もの死者は日本火山災害史上最大、世界でも歴史上7位に入るものです。この時、眉山を崩壊させ大津波を起こしたのはマグニチュード6.4と推定される火山性地震です。
また1914年1月12日の桜島大正噴火の際には「桜島地震」(「鹿児島地震」とも呼ぶ)マグニチュード7.1が発生し29人が死亡しました。この噴火の死者の半数は地震によるものでした。
これらの過去事例から、火山性地震も火山噴火災害の範疇です。

ということで、雲仙でも1991年6月以降に火砕流による死者が出ているほか、焼岳中の湯の熱水性爆発、三宅島の火山性地震と、3回も噴火に伴う犠牲者は出ているのです。

なぜ報道はこれらに気付かなかったのか理由は分かりません。あまり深く調べなかったのか、それともそれぞれ被害の形態が違うので気付かなかったのか…。
ただ読んでわかるように「災害はさまざまに形を変えて襲ってくる」ということだけは確かなのです。
(14.10.1コロりん記)
プロフィール

五十 未千夜

Author:五十 未千夜
前HP「ぱーぷるトライアングル」続編ブログ。「フリートーク」の続編です。

別サイト「数のお遊び 1、2のポカン」も追加しました。

未千夜の過去人形ブログも兼ねています。

<このブログに登場する我が家の住人> カスタムをほどこした子には(★)がついてます。

[Lati]
千影:Yellow Laches(★)
未影:Yellow Pury(★)
こりす:White Pury(★)
こじか:White Laches(★)
ひな:White Pury眠(★)
[ROSENLIED]
紗弥:Arina 
華弥:Poppy (ver.Girl)(★)
リズ:限定Lime(★)
ロゼ:限定眠りLime(★)
[piposdoll]
メルル:眠りBaha
ティーティ:Ringo(★)
アリス:Alice Jr.
[VOLKS]
由沙:幼天使ゆき 白雪(★)
由他:幼天使ゆき(★)
一葉:幼SDネオン(★)
鈴菜:幼SD鈴菜
[FELIX]
るぅ:Brownie Momo(★)
すぅ:Brownie Momo眠(★)
ちぃ:Baby(★)
ぽぅ:Brownie PEPE(★)
[CUSTOM HOUSE]
セラ:Bisou Ai Muu
サチ:Bisou Ai Pepe
ウリエル:Petite Ai ウリエル
呼子:Ange Ai Nari(★)
ガブリエル:Petite Ai ガブリエル(★)
ハナエル:Petite Ai ハナエル(★)
ミュリエル:Petite Ai ミュリエル(★)
[theOrientDoll]
キリエ:So JI(★)
[ELFDoll]
ぷぅてぃー:CherryB Babies-JULIA
ぷぅにぃー:眠りJULIA
[Leeke]
アーシャ:Mingky
[SOOM]
[MD/Jul] Keny(★)

[iMda Doll]
Modigli3.3 (★)
Modigli2.2

ロルドール(★)

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